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住宅建築にかかる諸費用とは? -融資の事務手数料- | スタッフブログ

みなさん、こんにちは!

多治見市・可児市で注文住宅を施工しております『ひかりハウジング』の伊藤です!

最近では、ホトトギスの美しい鳴き声で春の訪れを感じています。

 

 

今回も引き続き「土地にかかる諸費用」についてみていきましょう!

具体的には 銀行で必要になる費用 についてお話していきますね。

金融機関によって違いがあるので、必要がないこともありますが、一般的なものについて例を挙げながら説明していきます。

 

まず、融資を受ける際に必要なのが保証料です。

保証料とは?

住宅ローンの返済期間は長期期間にわたります。

万が一、返済が滞ってしまうと融資をしている銀行も困りますよね。

その為、債務者(ローンを借りる人)に代わって保証会社が銀行に返済してもらえるよう、ほとんどの金融機関が「保証会社と債務者の間で保証契約を結ぶこと」を融資条件としています。

債務者の返済が滞っても保証会社から返済があれば銀行も安心ですからね。

その為、保証会社は借主(債務者)から保証料を受取ります。

では、どのタイミングで、いくらぐらい必要になるのでしょうか…。

 

支払い方法は2種類あります。

契約時に一括して前払いする「一括前払方式」

最初に一括でお支払いするので借入時に必要となります。

金額は、住宅ローンの借入金額と返済期間によって決まります。

(例)

借入金額 返済期間 保証料
3,500万円 35年 723,240円
4,000万円 35年 826,560円

 

保証料を借入金利に上乗せして後払いする「後払方式」

最初の諸費用がかからないので、当初費用を抑えることができます。

(例)

借入金利が0.5%の場合、保証料後払にすると0.7%に。

(銀行によって相違する場合あり)

 

保証料のほかに、事務取扱手数料がかかります。

銀行の事務手数料と保証会社の事務手数料など含めて55,000円。

 

また、ローン借入のための金銭消費貸借契約書などは課税文書にあたるため、契約印紙代がかかってきます。

借入金額によって印紙代は変わってきます。

土地の借入金額の多いラインを記載しておきますね。

(例)1,000万円以下の契約の場合、 印紙代 10,000円

1,000万円超5,000万円以下の契約の場合、 印紙代 20,000円

 

電子契約をすることで印紙代が不要になりますが、電子契約手数料が発生する場合があります。

銀行によって異なりますが、11,000円が必要となります。

 

概算ではありますが、4,000万円を35年で返済する場合で保証料前払いを利用しようとする場合、融資を受ける際に100万円くらいの諸費用を見ておく必要がありますね。

 

これまで、土地にかかる諸費用についてお話してきました。

意外と知らない諸費用、そして、かなりの金額が発生する諸費用ですので、頭に入れておいていただけたらと思います。

これからのマイホーム計画に少しでもお役に立てていたらうれしいです。

 

さて、次回からは、また違ったテーマでお話していきたいと思います。

お楽しみに!